2008年 英国・オックスフォード大学における小林多喜二記念シンポジウム発表論文募集について

小林多喜二生誕105年・没後75周年となる来年、9月16日から18日までの3日間、イギリス・オックスフォード大学において、「2008年 小林多喜二記念シンポジウム」が開催されることとなりました。

小林多喜二の母校である小樽商科大学と白樺文学館多喜二ライブラリーは、このシンポジウムを日本で開かれた2003年、2004年の「多喜二シンポジウム」、2006年に中国で開かれた「中国における多喜二シンポジウム」に続く取り組みと位置付け、全面的に後援することとしました。

現在このシンポジウムでの発表を、公募しています。

発表をご希望の方は以下の「発表募集要項」をご覧の上、2008年1月31日までに発表要旨を、下記の指定の宛先までお送りください。審査の上、後日発表の可否をご通知いたします。

発表が決定した方には、併せてシンポジウム参加についての詳細をご通知いたします。皆さまの意欲的なご参加を希望いたします。

一般の方の参加については、詳細が決定し次第、白樺文学館多喜二ライブラリー公式サイト http://www.takiji-library.jp/ に掲載する予定ですので、今しばらくお待ちください。

この件についてのお問合せは、白樺文学館多喜二ライブラリー info@takiji-library.jp にてお受けいたします。

2007年11月29日
小樽商科大学
白樺文学館多喜二ライブラリー

 

↓以下、日本語版「発表論文募集要項」、英語版「Call for Papers」

2008年 英国・オックスフォード大学における小林多喜二記念シンポジウム

発表論文公募要項

2008年9月16日から18日まで、英国・オックスフォード大学にて2008年小林多喜二シンポジウムを開催するにあたり、発表者を募集いたします。

ここ5年ほどの間、日本と東アジアのプロレタリア文学に関する学会がいくつか開かれましたが、そこではプロレタリア文学、プロレタリア文化、プロレタリア芸術の創造的で理論的な仕事の再評価の過程が始まっており、オックスフォードでの国際シンポジウムの企画はその基盤の上にたつものです。

プロレタリア芸術運動は様々な異なる分野の人々が参加した、国際的な運動でした。彼らは多くの相違点を超えて、世界は現状より良くなるべきであること、工業化はすさまじい破壊をもたらすこと、プロレタリア芸術は必然的な変革をもたらす上において然るべき役割をはたすことができることへの信念を共有していました。

本シンポジウムでは、この運動に加わったもっとも才能豊かな作家の一人である小林多喜二の志を受け継ぎ、彼の仕事そのものや、それに関連し、彼の文学に対してきわめて重要であったさまざまな論題を取扱う発表を募集いたします。下に示す論題は特に歓迎いたします。

  • (後期)資本主義と(あるいは)グローバリゼーション批判
  • ジェンダー研究と資本主義
  • モダニズムとプロレタリア運動の再検討
  • 資本主義とメディアの変容
  • 国際主義と反帝国主義
  • 産業福祉
  • 弾圧と拷問
  • 人権

また、今日を照射する国際的なプロレタリア芸術(日本プロレタリア文学に限りません)の再検討には、とりわけ重点を置きたいと考えています。

応募者はA4一枚程度の要旨を2008年1月31日までに島村輝にお送りください。
メールアドレス:terryshima@jcom.home.ne.jp

主催 オックスフォード多喜二シンポジウム組織委員会
後援 白樺文学館多喜二ライブラリー、小樽商科大学
企画 リンダ・フローレス(イギリス)、ヘザー・ボーウェン=ストリュイク(アメリカ合衆国)、島村 輝(日本)

※過去における小林多喜二、多喜二シンポジウム、今回のシンポジウム実施等の詳細は、白樺文学館多喜二ライブラリー公式サイト  www.takiji-library.jp をご覧下さい。

 

Call for Papers:

2008 Kobayashi Takiji Memorial Symposium in Oxford

We solicit papers for the 2008 Kobayashi Takiji Symposium at Oxford University, September 16-18, 2008. Conferences on Japanese and East Asian proletarian literature in the past five years have begun the process of reinvestigating the creative and theoretical work of proletarian literature, culture and the arts, and we seek to build on this base with an international symposium at Oxford. The proletarian arts movement was an international movement with diverse participants who -despite their many differences-shared a belief that the world ought to be better than it was, that industrialization was wreaking havoc, and that proletarian arts could play a role in bringing about necessary change.

In the spirit of one of the movement's most gifted authors, Kobayashi Takiji (1903-1933), we are soliciting papers that address Takiji's works and/or topics that were of utmost importance in his writings. Especially welcome are papers on the following topics:

  • Critiques of (late) capitalism and/or globalization
  • Gender studies and capitalism
  • Reinvestigations of modernism and the proletarian movement
  • Capitalism and transforming media
  • Internationalism and anti-imperialism
  • Industrial welfare
  • State repression and torture
  • Human rights
In particular, we are interested in reinvestigations of international proletarian arts (not limited to proletarian literature produced in Japan) that shed light on our contemporary moment.
    

Please send a one-page abstract to: Linda Flores
e-mail: linda.flores@oriental-institute.oxford.ac.uk

By the following date: 31 January, 2008

Takiji Symposium Organizing Comittee
Sponsored by Shirakaba Literary Museum Takiji Library
Otaru University of Commerce
Co-organized by Linda Flores (U.K),
Heather Bowen-Struyk (U.S),
SHIMAMURA Teru (Japan)

For more information on Kobayashi Takiji, on past Kobayashi Takiji Symposia, and for future updates, please see www.takiji-library.jp

[2007/11/29]

白樺文学館 - 小林多喜二の書簡 常時展示中

時代を撃て・多喜二