「蟹工船」エッセーコンテスト選考会実施報告

「蟹工船」エッセーコンテスト選考会を、2008年1月14日、東京で開催しました。

選考会風景 あいさつする渡辺貞夫副館長選考会風景 あいさつする渡辺貞夫副館長
選考委員として、
  • 荻野 富士夫氏 (小樽商科大学教授)
  • ノーマ・フィールド氏 (米国・シカゴ大学教授)
  • 香山 リカ氏 (帝塚山学院大学教授)
  • 由里 幸子氏 (朝日新聞社前編集委員)
  • 島村 輝氏 (女子美術大学大学院教授)

に出席をいただきました。

事務局の白樺文学館からは、佐野力館長、渡辺貞夫副館長、松浦英雄、森純明、佐藤三郎が参加しました。

選考会は、互選で島村輝氏を選考委員会委員長に選び、事前に採点いただいた審査・選考採点をもとに協議し、選考しました。

予定時間を超える充実した議論の後、Up to 25部門大賞に、山口さなえ(東京・中野)、準大賞・白樺文学館館長賞に小嶋森人(北海道・小樽)と神田ユウ(北海道・室蘭)の2点、ネットカフェからの応募部門準大賞・館長賞に狗又ユミカ(埼玉・蕨)を選考しました

選考委員特別奨励賞は、各審査委員の単独選考で各1篇、計5篇を選考しました。

また、奨励賞にはUp to 25部門では中国から応募の2篇を含む計6篇を選び、ネットカフェからの応募部門2篇とあわせて、計8篇を選考しました。

なお、準大賞は当初、賞金30万円(1名)という設定でしたが、採点の結果同数の得点であり、作品内容としても甲乙つけ難いことから2名受賞とし、副賞賞金は奨励賞の枠から1名分10万円を繰り上げ合算した40万円を2人で20万円ずつ授与することになりました。未成年である2人への授賞ということで、副賞は保護者の方々の後見を得、奨学金として授与することになったことをお断りします。

奨励賞となったH・T(東京)さんの応募は、連絡先すら記されていないことから、本人からの連絡をまって授与することで選考委員会の結論を得ました。H・Tさん、至急、白樺文学館へご連絡ください。
H・Tさん本人より連絡がありました。


入賞者は以下の通り。

●Up to 25部門=14篇

<大賞・小樽商科大学学長賞> 山口さなえ (東京・中野)
<準大賞・白樺文学館館長賞> 小嶋森人 (北海道小樽・中学)
<準大賞・白樺文学館館長賞> 神田ユウ (北海道室蘭東翔高)
<荻野富士夫・特別奨励賞> 竹中聡宏 (小樽商科大学)
<香山リカ・特別奨励賞> 佐藤美幸 (津田塾大学)
<島村 輝・特別奨励賞> 長田典之 (都留文科大学)
<ノーマ・フィールド特別奨励賞> 佐藤亜美 (小樽商科大学)
<由里幸子・特別奨励賞> 吉元一真 (法政大学) 
<奨励賞> 陳 君 (中国・河北大学)
<奨励賞> 笹井良太 (滋賀大学) 
<奨励賞> 志賀一也 (東京・中野) 
<奨励賞> 秋田尚文 (大阪大学)
<奨励賞> 濱田大輔 (島根大学)
<奨励賞> 南 楠 (中国・北京外語大学)

●ネットカフェからの応募部門=3篇

<準大賞・館長賞>  狗又ユミカ (埼玉・蕨)
<奨励賞> 神村和美 (東京・小平) 
<奨励賞> H・T (東京)

入選者は以下の通り。

●Up to 25部門=15篇

  • 屋敷尚紀 (鹿児島・中学)
  • 柳沢日香莉 (駒込高校) 
  • 近間智之 (北海道岩見沢西高校)
  • 鈴木貴裕 (秋田工業専門学校) 
  • 吉武 渉 (広島大学)
  • 森野泰斗 (同志社大学)
  • 佐藤ちぐさ (千葉大学) 
  • 井口 香 (小樽商科大学) 
  • 徐 天嬌 (中国・伝媒大学)
  • 長谷川友美 (東京大学)
  • 海老名諒 (埼玉大学)
  • 渡邊幸代 (名古屋大学大学院) 
  • 日向隆実 (東京)
  • 肖 静 (中国・河北大学院)
  • 魏 雯 (中国・北京外国語大学)

●ネットカフェからの応募部門=1篇

  • 清水 淳 (千葉・我孫子)

なお、本エッセーコンテストは、

●主催=小樽商科大学/白樺文学館多喜二ライブラリー
●後援=朝日新聞社/北海道放送(HBC)/秋田県立図書館/東銀座出版社/全国大学生協連合北海道地域センター/マッシュアップ

で実施したものです。

ご協力をいただいた関係各位に、篤く感謝申し上げます。
※受賞者名は、本人の希望により、ペンネームの方も含まれています。

(応募状況報告)

「コンテスト」への応募総件数は、117件。
内訳は、
◇Up to 25部門
海外からの応募 24篇(中国:北京外語大学8篇、河北大学5篇、東北師範大学3篇、精華大学2篇、北京大学2篇、浙江大学、伝媒大学、アメリカ・アイオア大学、フランス)。

国内は、中学 3校3篇、高校 8校8篇、大学など約40校(秋田工業専門学校13篇、小樽商科大学7篇他)。
◇ネットカフェからの応募部門9篇。

以上

[2008/1/25]

●「Up to 25『蟹工船』読書エッセーコンテスト」に関係したリンク
白樺文学館 - 小林多喜二の書簡 常時展示中

時代を撃て・多喜二